今日の実験。DS2台による本物カードからの自作プチゲーム抜き出し方法。


こういうやり方でも抜けるという情報。
誰も書かないのは多分、そんな誰でも思い付きそうなことを書く必要もないと判断されたか、
既にメイドイン俺に飽きてしまったからなのか。


因みにチップを解析したとかセーブデータ吸い出し機作ったという訳じゃないのであしからず。


Wii を持ってない且つ本物カードで俺ゲーム作りまくったけど PC にバックアップは取りたいって場合。
DS 2台とマジコンが必要。現状の在り物でできる方法(セウト?)。
敷居は少し高い。というか面倒。


必要なもの
ニンテンドーDS 2台
メイドイン俺(本物)
・バックアップしたメイドイン俺、完全動作する状態にしてあること(マジコン)
 (DSTT/DSTTi、Acekard2/Acekard2i等のメイドイン俺が動作するであろうマジコンを利用)
 ※完全動作→起動OK、セーブOK、32MBセーブ対応済
・MicroSD カードが読めるPC環境



DS 2台は微妙に敷居が高い?
それよりもむしろ俺は
吸い出しして、 DSTT とかで動くようにするまでが(現段階では)面倒だと思う。
パッチ当てたりカーネルの一部更新したりって作業が。
しばらくしたらもっと簡単になってるかも知れないけど(PASS ME から現マジコンの形へと進展したみたく)。


DSi を含む場合は DSi の方に本物を指したり、
DSi 2台の場合は DSi 対応のマジコンを使う必要があることも注意。


マジコン側は前もって「たくはいセンター」を出現させておく
ワリオバイトでゲーム1つ出荷するとこまで)。
あとマジコンを32MBセーブ対応にしてないと自作ゲームが(miotool で)抽出できないので注意。


手順としては、


2台の DS を起動。お互いの「たくはいセンター」を立ち上げて DS 同士でワイヤレス接続する。
本物側にある移したいプチゲームやレコード、まんが等を
「たくはいセンター」から「出荷」でマジコン側へ転送。



一通り転送が終わったらワイヤレス接続を切り、2台の DS の電源を切る。
マジコンで使ってる MicroSD カードを PC に持って行き
メイドイン俺のセーブデータ(32MB)を PC へバックアップ。


このままではゲーム・レコード・まんがデータが一塊になってるだけのマジコン用SAVデータに過ぎないので
Yasu 氏の miotool を使いゲーム・レコード・まんがを1つ1つ単体ファイル化(Export)する。
単体ファイル化された MIOファイル は SAVファイル へ入れ戻すこともできるので
いちいち 32MB の SAVファイル を持つよりも管理し易いかと。



ゲームは 64KB、レコードは 8KB、まんがは 14KBとなる。
拡張子が全て *.mio なので容量で中身を判断しなければならないのが少し不便かも知れない。


MIOファイル>ゲームやレコード、まんが等の単品
SAVファイル>倉庫


といった使い分けが良い感じ。


なお、miotool に付属されてる mio_extract を使うことで
あそぶ〜のセーブデータファイル(bin)から俺ゲームの mioファイル 抽出ができるので
miotool で SAVファイル に入れ戻すことにより Wii を使わずとも DS 実機で遊ぶことができる。
その場合まず WiiBrew の FE100 より BINファイル を解凍して出てきた GDATA を
mio_extract.exe と同じディレクトリに置いてから実行することで
棚にある俺ゲームを順番に(連番で)切り出ししてくれるので
それをお好みで SAVファイル へ Import してく。
ただ、出力ファイル名がゲーム名でないので一々 Import で中身確認しなくては
ならなかったりというのが難点といえば難点。
因みにRDATA(俺レコード?)とMDATA(俺まんが?)には未対応。


RDATA, MDATA の Extract と
GDATA, RDATA, MDATA の Compress があれば他に何がある?
というくらいに miotool は完成されたツールだと思う。


あと実機で全て作る派(?)な人からは敬遠されそうだが
mioファイル が扱えるようになることで
Yasu 氏の作られたメイドイン俺関連ツールである、
mioedit を利用してPCで編集した絵を使ったり、
mml2mio ではMMLからレコード作成したり、
といった恩恵が得られるということも付け加えておく。